#2 パソコンの選び方
- 最新のパソコンならほぼ大丈夫
- DTMをはじめるにあたって、気になるのがパソコン選び。
- 近年はパソコン市場が成熟期に入り、各社性能が横並びになっています。
- 有力メーカーの最新のパソコンであればどれを選んでも問題ありません。
- (新しいパソコンで激安ではないもの)
- もちろん、処理能力や容量が上がれば、できる事が増えます。
- 音楽に限って言えば、今持っている機材の中で出来る事をまとめる力が大切です。
- ですから、まずは手頃な標準的なパソコンを手に入れて、その素材の中で料理できる力を付けましょう。
- 更に必要なものが出て来たら、それに見合ったパソコンにグレードアップすると良いでしょう。
- Mac か Win か?
- これも一昔前は、どちらが良いかと論争がありましたが、現在はどちらもほぼ同じ様に使える様になっています。好みのOSで良いでしょう。当教室ではMacを標準に使い、MacにWindowsも正式にインストールして完全両対応しています。
- ※プロ仕様の環境について
- 業務用レコーディングスタジオではMacを使用している場合が多いので、コミュニケーションを円滑にする為にはMacがスムーズです。プロを目指す方、もしくはプロの環境に合わせたい方はMacにするべきです。しかし、一部のスタジオや、マスタリングスタジオではWindowsを使った高性能なシステムの場合もあり、できれば両対応するのが望ましいでしょう。
- ノート か デスクトップか?
- それぞれの長所を比較してみましょう。
- <ノート>
- ・ライブハウス、クラブなどへ持ちこめる。
- ・パソコンを持ち出してレコーディングができる。
- ・電車や宿泊先など移動中でも使える。
- ・外での作業に幅広く対応できます。
- <デスクトップ>
- ・高い性能。自宅でしっかり作業出来る。
- ・沢山のデータを扱える。
- ・大きなディスプレイを使えば長時間作業が楽になる。
- ・後々、様々な機能をグレードアップできるので、最終的な音質やクオリティを高められるので自宅で完成させる方にはお薦め。
- ・自宅で色々な楽器や機材を接続して使う方にお薦め。
- 結論として、最終的には二種類あると便利ですが、はじめは何でも対応出来るノート型を購入し、余裕が出て来たら本格的なデスクトップ型を購入するのがお薦めです。
パソコンに関しては、現在、選択の自由度は大きいと言えます。デザインも、創造力を掻き立てるには大切です。価格が手頃なら、他に楽器や機材に回せます。使ってみたいソフトが、そのパソコンで使えるのかどうか?という点もチェックしましょう。