鳥の声
鳥の声を録る場合も、まずは人気のない場所、そして遠くの車や電車の音が入らない場所を探しましょう。
鳥の声は、実際に録ってみると、耳で聞いている印象よりもずっと小さいものです。そして、周りの音の方がとても大きく聴こえます。
ですから、非常に静かな森の中で録音するか、パラボラの様な集音器を使うか、高性能な超指向性のショットガンマイクを使うか、という3パターンになります。
はっきりと大きな鳥の声を狙うのであれば、ショットガンマイクが必須です。
しかし、高性能なものは値段が¥10万以上と高価なので、はじめての際は集音器が良いでしょう。必ずしもパラボラである必要は無く、半球型のアクリルや、大きなボウルで代用ができます。
鳥の声は、森の中に入って探します。木にとまっている鳥、実を拾っている鳥などが、声を発しています。できるだけ録音状態にしておき、聴こえたらすぐにマイクを向けます。
録音の途中、鳥達が集団で鳴き始める時があります。
そういった場合は、しばらくすると天候の急変や、飛行機が飛んで来る時などが多いでしょう。