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音 / 音階

ここでは音や音階について解説して参ります。

音とは、人間が耳という器官で感じる振動の事で、通常は空気の振動あるいは波によって伝わる。

さまざまな音があるが、中でも一定の高さとして感じられる音を「楽音」という。
それ以外の音は、実は非常に重要なものであるが、この音楽理論解説では
便宜的にこの「楽音」を「音」として取り扱うことにする。

音の高さの事をピッチ(pitch)と呼ぶ。

ピッチは単位ヘルツ(Hz)で表す。
ヘルツとは、音の波が一秒間に振動する回数で、例えば

・一秒間に20回振動する音は・・・20Hz
・一秒間に1000回振動する音は・・・1000Hz

ひとつ音がある時、その倍の振動数の音が聴こえると、
「一段高さが上で同じ音」つまりオクターブ(octave)として感じられる。

(例)200Hzの音と、その倍の400Hzの音

ラの音(A)は440Hzなのだが、一オクターブ上のラの音(A)は880Hzになっている。

このオクターブを12等分したものを十二音平均律と呼ぶ。
世界には歴史的にも地域的にも、様々な分割方法が存在するが、現代のポピュラー音楽ではこの方法が一般的。

12分割した1つ分の高さを「半音(half tone)」

12分割した2つ分の高さを「全音(whole tone)」と呼ぶ。

音階

音階(scale)とは、音をいくつか選び、それを階段状にならべたもの。
例えば、ドレミファソラシなどが音階の一つと言える。

様々な音階が存在するが、まずは一般的な「長音階」「短音階」の二種を紹介する。

長音階(major scale)は
【全音 全音 半音 全音 全音 全音 半音】(覚え方:ゼンゼンハン ゼンゼンゼンハン)
という間隔でつないだ7音の音階



短音階(minor scale)は
【全音 半音 全音 全音 半音 全音 全音】(覚え方:ゼンハンゼン ゼンハンゼンゼン)
という間隔でつないだ7音の音階



となり、

長音階はピアノの白鍵をドから順に弾いたもの
短音階はピアノの白鍵をラから順に弾いたもの

の並びになる。

今後分かりやすい様、この音楽理論では、できるだけ長音階を基準にして解説する。

長音階の7つの音それぞれに、以下の様にローマ数字で名前を付ける。

第一音 = I
第二音 = II
第三音 = III
第四音 = IV
第五音 = V
第六音 = VI
第七音 = VII



これを階名と呼ぶ。
これは、長音階を何の音から始めても(ドでも、ファでも)音の高さに関係なく、
相対的に分かる様にする為の呼び方である。

これを基に、本講座では、短音階を以下の様に表記する。



長音階を基準として、相対的な違いが一目で分かる様に
「bIII、bVI、bVII」の3音で、フラットを付けて表記する。

音程(interval)

半音を基準に、ある音からある音までの音の距離を計る事ができる。
それぞれ名前が付いており、以下の通りとなる。

半音の数 英語名 略称 日本語名
0 Unizon P1 / Uni 同度
1  minor 2nd  m2  短2度
2 Major 2nd
M2 長2度
3 minor 3rd
m3 短3度
4 Major 3rd M3 長3度
5 Perfect 4th P4 完全4度
6 augmented 4th / diminished 5th / Tritone  A4 / D5 / TT 増4度 / 減5度 / 三全音
7 Perfect 5th P5 完全5度
8 minor 6th / augmented 5th m6 / A5 短6度 / 増5度
9 Major 6th / diminished 7th M6 / D7 長6度 / 減7度
10 minor 7th m7 短7度
11 Major 7th M7 長7度
12 Perfect 8th / octave P8 完全8度

 

音名

ドレミファソラシドの様に、音には名前が付いている。
国によって音名に違いがあるので以下の表にまとめた。

唱名というのは、音名を歌いながら唱える事ができる言い方で、
様々な流派が存在するが、ここではポピュラー音楽で汎用性の高いものを紹介している。

英語 イタリア語 唱名 日本語
C Do Do
B Si  Ti
A# / Bb La diesis / Si bemolle Li / Te 嬰イ / 変ロ
A La
La
G# / Ab Sol diesis/La bemolle Si / Le 嬰ト / 変イ
G Sol So
F# / Gb Fa diesis/Sol bemolle Fi / Se 嬰へ / 変ト
F Fa Fa
E Mi Mi
D# / Eb Re diesis/Mi bemolle Ri / Me 嬰ニ / 変ホ
D Re Re
C# / Db Do diesis/Re bemlle Di / Ra 嬰ハ / 変二
C Do Do

当教室のレッスンでは、とても簡単に理解できる図や、実際に音を鳴らしながら、また好きな音楽を題材にして、複雑な音楽理論も楽しく簡単に身につけて頂く事ができます。是非お気軽に足をお運び下さい。

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