新宿/渋谷から20分 アクセス良好な世田谷/杉並エリア 京王線芦花公園駅徒歩5分のDTM作曲教室
タイトルロゴ_音譜つき_薄い.png

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |


A to Z は DTMを中心に
ボーカルスタイル 演奏 作曲 アレンジなど
様々な周辺ジャンルを融合して学べる
新しいタイプのDTM専門•総合作曲教室です
〜こんな音楽を「作ってみたい」という想いが 実際の「作品になる」まで やさしくサポート〜

ペンタトニック

ペンタトニック・スケールとは

「ペンタトニック・スケール」とは、「5音音階」のことで「1オクターブの間に5つの音が含まれる音階」です。中でも、ポピュラーミュージックでよく使われるものに「メジャー・ペンタトニック・スケール」があります。

メジャー・ペンタトニック・スケールは、音程で示すと、

【1】【M2】【M3】【P5】【M6】

の5音から構成されているペンタトニック・スケールです。例えば、Cのメジャー・ペンタトニック・スケールは、五線譜に表すとこのようになります。

【C Major Pentatonic Scale】
Cメジャーペンタ譜例.png

演奏や作曲で使うときは、コードと関連づけて覚えるために、
便宜的に【M2】を【9th】として捉えておくと便利です。

▲ ページトップへ

ギターで弾くペンタトニック・スケール

さて、次にこれをギターで弾いてみましょう。

ギターは、楽器の構造上、同じ音が様々な場所に分散しています。
(例えば、ドは、6弦8フレット、5弦3フレット、4弦10フレット、3弦5フレット、2弦1フレット、1弦8フレットという具合に)

ですから、まずはネックのどの部分で演奏するのか決める必要があります。

ポジションはある程度、統一しておくと理解しやすいので、今回は、人差し指が5フレット目あたりになるポジションを基本としましょう。これを「5fポジション」とします。

ペンタトニックのフォームは、代表的な形が2つあります。

はじまりの音(主音)が6弦を目印にしているものと、5弦を目印にしている、2つのフォームです。

例えば、Cのメジャー・ペンタトニック・スケールであれば、
スケールのはじまりの音(【1】の音=主音)は「C」の音です。

実際に図と演奏で確認してみましょう。

6弦はじまりのフォーム

Cメジャーペンタ_フレット.png

C Major Pentatonic Scale
※二重丸が、スケールのはじまりの音(【1】の音=主音)です。

5弦はじまりのフォーム

Cメジャーペンタ_フレット5弦.png

F Major Pentatonic Scale

▲ ページトップへ

音域の拡大

ペンタトニック・スケールの2つの代表的なフォームを覚えたら、次はそれぞれのフォームで更に低い音から高い音まで対応できる様に、音域を広げてみましょう。

具体的には、左側と右側に広げたフォームを覚えます。

実際に図と演奏で確認してみましょう。

6弦はじまりの基本フォーム

Cメジャーペンタ_フレット.png

左側と右側のフォーム

Cメジャーペンタ_フレット6弦.png

C Major Pentatonic Scale

5弦はじまりの基本フォーム

Cメジャーペンタ_フレット5弦.png

左側と右側のフォーム

Fメジャーペンタ_フレット5弦.png

F Major Pentatonic Scale

▲ ページトップへ

 ペンタトニック・スケールは、ポピュラーミュージックの非常に重要な音階です。印象的でポップな、メロディや、リフ、アレンジ上のフレーズなど、様々なものがペンタトニックを元にしていると言って過言ではありません。今回示した音を素材として、オリジナリティ溢れるメロディやフレーズを自由に生み出すことが可能です。

[ アクセスの多い記事 ]

  1. 音圧の上げ方LinkIcon
  2. 低域の処理LinkIcon
  3. コンプノウハウLinkIcon

関連リンクなどLinkIcon